大須観音(真福寺宝生院)

美濃の大須にあったものが、慶長17年に徳川家康により名古屋に移されました。創建地の名前から「大須観音」と呼ばれています。宗教法人としての公称は宝生院ですが、地元の人の大多数は大須観音の名で呼んでいます。日本三大観音の1つといわれています。日本三大観音とは、東京の浅草観音、愛知の大須観音、三重県津市の津観音のことを呼びます。寺内に、古事記の最古写本があります。江戸時代には五重塔なども造営さていたそうですが、本堂ともに戦災焼失してしまいました。現在の本堂は、昭和45年に再建されたものです。

荒子観音

開祖は信仰の山・白山を開いた泰澄(たいちょう)といわれています。奈良時代の天平元年(729)に創建されたようです。白山といえば、日本有数の風景がきれいな山ですね。ぜひ、一度登ってみることをオススメいたします。めちゃ感動しますよ。もともとあった本堂は、織田信長の比叡山焼き打ちに絡んで焼失してしまったようです。その後、前田利家によってに再興されましたが、江戸時代には火災に遭うなどして、焼失するたびに再建されているようです。 近年でも、本堂は1994年にも火事で焼失、3年後に再建されています。全体としてなぜ有名なのかわかりませんが、地元では荒子観音はとても有名な観音様です。何度も再建されていることからも、地元の信仰が厚いことが伺えますね。再建にまつわるご利益がありそうですね。何度ダメになっても復活するという感じでしょうか。

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